入園についてのごあいさつ

ごあいさつ

平成27年4月ご入園予定の保護者の皆様、お子様のご成長心よりお喜び申し上げます。ご誕生から今日まで、お父様お母様ご家族の皆様で手塩にかけられお育てになってこられたことでしょう。

4月からは人生で初めての集団生活に入られるわけですが、親御様にとりましては喜びとともにご不安もお有りのことと推察いたします。当園では、楽しい集団生活の中で、お子さまお一人お一人の健全な心身の基礎を培うよう、明るい良い子の広場となるよう、教職員一同お子様のご成長のお役に立てるよう日々努力いたしております。

さて、出生率の低下、少子高齢社会、IT化が進むに連れてのデジタル的思考など、社会の変化を敏感に感じずにはおられません。また同時に、学校の問題や青少年の問題が深刻になってきています。大人だけでなく子どもたちの生活環境も大きく変化しています。毎日の生活は、便利で合理的であり、より一層の便利さを求めています。しかしながら、宇宙旅行が出来るようになっても、世の中が夢のような便利な社会になっても、子育ては手間隙のかかるものです。『最近の子は変わった』とよくいわれますが、人間の本質や成長の過程は変わることはありません。

 また、少子化などから過保護過干渉になり、人とのかかわりに乏しく、例えば挫折体験もなく、立ち直る力も無いという子も多くなっているようです。

 そういったことから 、国としての教育の根幹である教育基本法が60数年振りに改正され数年が経ちました。また、幼稚園教育要領も改正されました。

 当園ではこれを受けよりよい教育環境の中、幼児にふさわしい園生活を目指し、特に基本的生活習慣を身に付けていただくよう、お子様の保育を行っております。よい習慣はよい性格をつくります。この時期に身に付いたよい習慣は一生の財産です。本を読む力をつけるため、音読指導を行っています。本を読めることは、豊かな情操と言葉の力をはぐくみ、思考力の高い、頭のよい子に育ちます。毎日の活動の中で、またスイミング指導などを通して体力づくりにも励んでおります。

 教職員一同、お子様のご入園を心からお待ちいたしております。

 

                             


湊つばさ幼稚園長 桐山 博